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航空レーザの精度検証(その2)

2月に実施したOWL計測範囲の手計測も行うことになり再び往訪。やや広範囲に計測したこともあり本数が多めです。半日で終わらない可能性が大なので朝イチから入りたいことに加え、プリンタを持ち込みたいため今回は車で伺いました。

業務は前回計測した3カ所の胸高直径と樹高計測。そのうち1カ所はOWLも再計測。今回はOL100型のためOL200型に比べると計測時間はややかかることが予想されます。

到着後、さっそく1カ所目の手計測。胸高位置は人によるバラつきを無くすために120cmのものを持参するか現地で枝を拾って作っています。今回は車でしたので120cmの長さに切った塩ビ管を持参しました。これがあると確実・便利です。

(チョークの目印は恐らく以前に森林組合の方が計測されたもの)

手計測
その場で解析する

OWLで計測したところの手計測作業は、ノートPCを使用する方法があります。

「立木特定&入力担当」と「計測担当」の2名に分かれ、入力担当が位置図を見ながら立木を特定し、計測担当が胸高直径を計測し読み上げ。

その場でデータ入力が完了するのがメリットですが、入力作業がやりにくいのがデメリット。2in1のPCのようにタッチディスプレイであれば少しは効率的ですが、それでも入力のもどかしさが残ります。

そのため、いつもは位置図を印刷したものを持参しそれに手書きをするようにしていますが、今回は1カ所OWLの再計測が必要なため予め位置図の印刷物を用意できません。

そこで・・・・計測終了後にその場で紙にします。10本20本であればPCに直接入力してしまいますが、それをはるかに超える本数のためこの方法をチョイスしました。

電源はDC-ACインバーター。プリンタの消費電力は少ないため問題なし。ノートPCは電源に繋げるとCPU処理速度が向上するためOWLManagerの解析も早くなります。と思って、PC(surface)のアダプタを繋げたら秒でヒューズが切れてしまいました(笑) 

ヒューズを2段階にした改造ケーブル使っていたためリカバリができて助かりましたが、全てがパァになるところでした。

車上印刷
手書きしやすいように数枚に分け繋げる

印刷をしてテープで繋げたら準備完了です。

これに手書きをします。あとでOWLManagerに入力するなどの作業が発生しますが、現地の滞在時間は限られているため仕方がありません。

樹高計測はトゥルーパルスを使用しています。樹頂点が見えればそれなりな値が求まりますが、林相によっては中々難しいですね。

帰宅後、データをまとめて報告です。

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